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浪 漫 書 簡

昼寝とロックンロール

映画【ヘルタースケルター】は2度と見たくない

 

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新井浩文に最近はまってるって話をしたと思うんですけど。

 

hirotosaito.hateblo.jp

 

 んで出演作を観てみようと思って探してたら「ヘルタースケルター」っていう映画でオネエ役として出てるとわかったから見てみた。まあ、お芝居がうまいとか下手とかは、若造にわかるはずがないので書けないけど。でもね、そこで感じたことはあって。これってヒトとして生きてたら、誰もが目を背けたくなる話だと思ったんですよね。そんな、目を背けたくなることを「ヘルタースケルター」は始めから最後までずーーーーーーっと見せ続けてたなあってのはガンガン感じた。

 

この映画は、主演の沢尻エリカが「リリコ」っていう身体が全身整形で作られたトップモデルを演じて、華々しい栄光のステージからどんどん落ちぶれていくっていうストーリーなんですけど。なんか「人間らしさ」が至るところに描かれていたというか。なんかうまく言えないんですけどね。いや、普通に人間の「性欲」って度を越すと、同性にも性の対象を向けてしまうこともあるんだよっていうシーンも実際にあって。人間でも、異性じゃなくて同性にあんな言葉を吐いてしまうのが人間なんだよ、って言われてるみたいでしんどかった。

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いや最近ね、彼女にフラれてしまってですね。共通の友達に色々聞いてみたら、僕と付き合ってる時に彼女は他の男と色々遊んでたらしいんですね。遠距離だったのもあるんですけど、やっぱりそれはめちゃくちゃショックで。自分が情けないとも思ったし、表ではみんなにいい顔して、裏では違う顔してそんなことしてる彼女には本当に腹が立った。で、その原因って多分、性欲によるところが大きかったと思うんですよ。まだまだ若いし、性の快感を1度味わえたったらもう病みつきになっちゃったと思うんですよね。完全に推測なんですけど。その性欲に負けて俺を欺きながら遊んでた彼女のことが本当に許せなかったし、腹が立った。でも、この映画を見て、人間ってそんなもんだよ?性欲ってものに負けてしまうようなものなんだから、儚いでしょ?ってかるく肩を持たれたような気がしたから「もう、やめてくれ・・・!」って、僕はスクリーンに向かって拒絶したのでしょうね。性欲がない世界ってどんなものなのかを、ちょっと想像してしまった。

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それとセットで、「あなたの代わりはいくらでもいるし、あなたが死んでもこの世の中には全く支障がないんだよね・・・悲しいけど。」って囁かれたような気もした。それは主人公・リリカを見てれば痛いほど伝わってくる。これは、マジで悲しいけど本当にそうなんですよね。僕も30歳のいとこを、今年亡くしたんですけど。僕にとってはあんなに大きかった人がいなくなっても、この世の中は普通に今まで通り進んでいくんですよね。ふつうですよ。全く変わらない。すんごい虚無感に襲われた。いや、至極当然のことなんですけど。なんですけど・・・ね。

 

人間の生々しさや、人間の根っこの部分まで、直球で漏れなく伝えてくれた映画が「ヘルタースケルター」。人間の、僕だったら他人に1番見せたくないようなところを余すところなく監督・蜷川実花は表現していたなあと。面白い!っていうよりも、「もうやめてくれ・・・」って言いたくなるような、内面をギャスッ!とえぐってくる映画だったかな。

ヒトの1番見られたくないところを映画を通して表現した蜷川実花、マジかっけええ!って思ったし、もう少し彼女のことを知りたいって思った映画だったので、時間があれば1回は見てくれって友達にもすすめたい。Amazonビデオ・iTunesで観れます。

 

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