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浪 漫 書 簡

昼寝とロックンロール

初めて上京した田舎者の高揚を知ってほしい

昨日、一浪してた友達が大学合格して久々にそいつとメシを食べに行ってきて、彼は春から上京することが決まり、どこに住むのがいいかな?みたいな話をああでもないこうでもないと言いながらめちゃくちゃ楽しいメシだったんです。

そんで話してた中で、うおおおお!ってなった話があって。

まあ、これって田舎から上京したことのある人ならギャンギャンにわかると思うんですけど。そう、上京してから初めて帰省した時の気持ちです。

彼は「帰省」ではなかったのですが、受験を終えて東京から実家がある福井に戻ってる時に、僕と同じそれをギャンギャンに感じてたらしく、静かでおしゃれなピザ屋さんでハイタッチを交わしてしまったほど。

 

なんていうんですかね。東京駅のホームに降りたった時のあの、東京の圧迫感。上京したことのある人ならわかりますよね。むわああああってしたあの感じは今でもはっきり残ってる。

東京駅に圧倒されながら、次に向かった先は渋谷。渋谷到着前に思ったことは、山手線の長さ。いや、これって福井の特徴なんですけど、福井の私鉄は2両編成が主なんですね。そんで、最高でも特急の「サンダーバード」の8両編成しかないんですよね。福井県民にとって、サンダーバードって電車生態系の中でトップにいるわけですよ。福井は新幹線も通ってませんからね。けど、東京に行ったら山手線の車両数がサンダーバードをあっさりと超えてしまってて。もう、これか。これが東京ってやつか。みたいな感じになるんですよね。そして、ハチ公前に出た時の、言葉が出なくなるほどの、あの圧迫感。もう、今すぐにでも田舎に戻りたい!って感じたあの瞬間は、地元のやつには絶対言いたくないんですよね。わかりますよね、あの気持ち。

まあ、そんな感じで初めての上京は、最後まで圧倒されながら帰路につくわけです。

そして次にガンガンと湧き上がってくるのが、「田舎に自分が降臨する」っていうあの高揚感なんです。自分は、東京のあのポジティブな圧迫感を、この身体で実感してきたんだから、オレ最強。みたいな。田舎から上京した人は、帰りの電車で日本でも有数のナルシストになるわけですよ。わかりません?

さっきまで圧倒されてた東京を背に、オレはもう無敵だって気分になるんですよ、本当に。

 

この話でハイタッチを交わせたのが、何より嬉しかった昨日の晩飯。

4月からも楽しみ。

 

ではまた〜