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浪 漫 書 簡

昼寝とロックンロール

大学生の「葛藤」は実在した

大学に入る前、「1年の時は遊びまくってるやつも2年生になると『これでいいのかな』とか『これでいいんだ』とか葛藤をし始めるんだよ」って誰かから聞いたことがある。まあ、あるあるだ。でも、ぼくは他のいろんな“あるある”を昔から毛嫌いする性格なので、これも半信半疑で聞いていた。
でも、本当にそうだった。1年の時はふつうに楽しんでたやつが、2年になって話してみると「おれさぁ…」などと切り出して、人にはなかなか言えないことを話してくれたりする。気持ちは痛く分かるのでぼくもまじめに聞く。ただ、やっぱりこうなるんだなあと、好奇心に近い感情も半分いり混じった気持ちで聞かせてもらってる。

一般的な大学生の毎日は、暇だ。
大学生の毎日は暇でできている。僕はというと、同じく暇だ。ただ「時間がこれだけある」と捉えられてるので、その点は他の人とちょっと違うし、やるべきことをちゃんと分かって過ごしてるつもりだ。
無駄に夜ふかしをして眠気に耐えながら授業に出て、出たくない気分だったら出なくていい。ともだちとスマホで見つけたメシを食いに行ったり、居酒屋でくだらないけど他の何かとは代えがたい愛しい時間を過ごしたり、遊んで、明日からのLINEのトプ画にするための写真を撮ったり。そんな日々の繰り返し。
たしかに、そんな毎日を過ごしてれば「おれさぁ…」なんて言葉も自然と出てくる。おれもそんな時期がもちろんあって、肉親よりも信頼できる先輩に悩みを打ち明けた時があった。その先輩が言ってくれたのは「一度そういう類の『葛藤』を持ったらひたすら潜れ。深く深く潜って、ちゃんと向き合った方がいい。おれはそうした。」と。将来のことを計算する必要なんてもともとないんだから、潜って考えろと。大学2年が人生で1番大切だっていうことも教えてくれた。その理由や意味は人それぞれだから、ここで理由を書くなんてことはしないけど、先輩に言って頂いたことは本当に腑に落ちた。
「人生」なんて言葉がつくと、仰々しくて、怖くて、たまにアホくさくなるけど「4年間」という巨大な時間がある大学生のうちの、ほんのちょっとの時間くらいだったら考えてもいいのかなあなんて思ったり。

今日はそんなかんじです。