Webで読むべきモノは少ない
SNSが出てきて、もちろん良いことたくさんあるし、結局は個人それぞれの「使い方」が問題なんだけど、悪いこともあるよなあって思うことが最近増えました。きょうは、「すんごい人が見え過ぎると良くない場合もあるわ」って話です。
インターネットの嫌いなところ
90年代の終わり頃に生まれた自分が、インターネットに触れたのは中学生のころ。当初は、TwitterやFacebookが盛り上がり始めた時期で、そのころ僕はいわゆる「著名人」をたくさんフォローしていました。なぜフォローしてたかというと、純粋に「すごい人たちの世界を見て刺激をもらおう!」みたいなことを思ってたから。その心意気は間違ってないし、超ポジティブなものだと今でも思っています。
ただ、情報からなにかを得るときって、自分の中に疑問があってそれを解決するための手段として情報を扱わないとなにも得られません。
「純粋な好奇心」のみで有名人のツイートを読むのは、時に悪く作用することもある。
インターネットの良いところは、誰でもすぐにたくさんの情報に触れられるようにした所にあると思うんですけど、それが当人の時期によっては良いモノも「悪いモノ」になるときもあると思うんですね。
感度の高い時期にSNSは見なくていい
SNS上に流れてる情報は、もちろん有益なものもありますけど、感度がものすごく高い若い時期(大学・高校)にはそういった情報に触れないようにするべきだとも思います。
理由は、“自分が感じたこと”を考えることが大事だとおもうからです。なかなか言語化できてないのですが、自分の感性が反応したことと向き合ってみることの方が、世に溢れている情報をもとに考えるよりも、ずっと実になる気がしています。
アンテナを張っておくことに異議はありませんが、高校時代にそういうことをしてた自分が、今は「必要ねぇ…」と心の底から思うんです。
もちろん読むべきものはある
ただ、もちろんWebでも勉強になるものは沢山あります。Wasei代表の鳥井弘文さんが運営する『隠居系男子』、くいしんさんの『天井裏書房』などは、インターネット上にある数少ない「読むべき文章」がたくさんあるブログです。
「自分が吸収するべきものを判断する力」は本当に大切なもので、それを身につけることのほうが大切なんだろうなあと最近はすごく思いますね。
そんな感じです。
隠居系男子:隠居系男子
天井裏書房:天井裏書房