浪 漫 書 簡

昼寝とロックンロール

【友人たちへ】「籍入れればいいやん」じゃなくて、何がなんでも結婚式は挙げてくれ。

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先週末は実家の福井でいとこの結婚式に出るために帰省しました。

嫁さんはすげえ美人で、ウエディングドレスを着た嫁さんは「これまじか・・・」とちょっと肩身狭くなるくらいさらに綺麗になってた。

チャペルに嫁さんが入場してきた時から、彼女のお母さんはすでに涙を流していて「ああ、色々あったのかなー」と想像をしながらあまりの幸福感で嫉妬するくらいの式を終え、披露宴へ。

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お偉いさんの挨拶、余興なども順調に終わり新郎新婦の挨拶。

まず、新郎の父の挨拶が本当に上手かった。人生3度目の結婚式だったんですけど、録音して、自分の子供の結婚式でそのまま転用したくなる上手さ。

そして、新郎新婦の挨拶。

正直、うるっときた。

新郎新婦は、両親に今ままで照れくさくて言えなかった感謝とごめんなさいを飾り気のないまっさらな言葉で伝え、両親は「そんなこと思ってくれてたのか」と涙をこらえながら笑顔で全てを受け入れ「ありがとう」と「おめでとう」を返す。

「親」っていう、時には一番鬱陶しく感じる存在の「デカさ」が確かにそこにあったし、照れずに本当に思ってることを伝えた新郎新婦の健気さが良かった。

「健気」なんて言ったら偉そうなんだけどね。

でも、その「健気さ」って、やっぱりすげえカッコよくて綺麗なものだなあーなんてことも思ったり。

あの数分間は「もう、この瞬間がある限りは他に何もいらないよなー」なんて、ちょっと感傷的な気分になった。

あんな結婚式は、人生で何度も経験したい。マジで。

最後に、俺の数少ない友人たちに言っておく。

結婚式だけは、借金してでもやったほうがいい。

「籍だけ入れればオッケー」なんてヌルいこと言わないで。

やってくれ。

(そして、必ず俺も招待してくれ)

おめでと!!

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