浪 漫 書 簡

昼寝とロックンロール

言語化できてなくても、流れるように喋れる瞬間

タイトルのような瞬間がたまにある。

胸の中でもやもやと滞留してたものが、スルスルと口から言葉となって自然と出ていく瞬間は、今までにも何度か経験したことがあります。

逆に、考えたことをきちんと整理して言語化したことなのに、詰まってしまってうまく相手に伝えられないことが多い。

今日、大学でゼミの面接を受けてきた。事前に志望理由などを提出して、「ある程度はうまく話せるように」と、書いた原稿を面接直前にiPhoneのPagesで読み返しておいた。でも、いざ面接官の前に座ったら、志望理由をきちんと順序立てて答えられなかったんですね。絶対に尋ねられると分かっていた質問だったし、原稿ではきちんと論理的に書けていたのに。一方で、予想してなかった質問に対しては、自分でも驚くくらいきちんと論理立てて答えることができたわけです。

このような体験は、たぶん他の人たちも1度はしたことがあると思う。

島田紳助の、トークが苦手な人へのアドバイス「表面的な“記憶”を辿るのではなく、記憶の底にある“感じたこと”を辿れ」の意味を実感したなと。

とまあ、1番大事な志望理由をきちんと話せなかったけど、すげえ楽しい10分間の面接だったなという感じです。