浪 漫 書 簡

昼寝とロックンロール

五感でインプットはすごいって話

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9月の半ばに友達とニューヨーク旅行に行ったんですけど、楽しかった思い出に劣らぬくらい気づきがあった。

それは、特に海外の事例を取り上げた本を読んでいるときに感じるもので、「MITでは日々天才が集まって1つの枠におさまらない、創造的な研究や実験をしています」みたいな内容ってよくあるじゃないですか。今までにもそういう話は何度か聞いたことがあったけど、どこか「うわの空」で聞いていて自分の深いところに落とし込めてる感覚はなかったわけです。

ただ、ニューヨークに行ってから今までとは全く違う深さでそれらの話を理解できるようになった感覚がある。もう、自分でもこれにはけっこう感動してるくらい。

旅行中は、「もしかしたら隣に座っていたあの女の人がニューヨークタイムズの記者をやってて、毎日バリバリ激務をこなしているのか?」とか、そんなアホな妄想をよくしてたわけです。そんなことは東京にいても変わらないのにね。

でも、そんな妄想をしていたおかげなのか、帰国してからはニューヨークタイムズの記事に対して意図せず敏感になってしまったし、US版TechCrunchで「Googleが新しいスマホを発表した」みたいな、今まで全く興味のなかった海外の話題にも自然と目が向くようになった。そして、「そんなことが起こってるんだ!」と、海外のことをまるで自分のすぐ近くで起こったことかのように捉えるようになった。意識的にではなく、自然とこうなった。

結局何を言いたいかというと、何かを理解するために、1番効果があるのは実際に自分の目で見ることなんだなーということ。

もちろん目だけじゃなくて耳、鼻、皮膚、脳みそ、これらを使ってみて実際に感じることは、理解するためにめちゃんこ大事なんだって強めに思うわけです。実際に五感で感じることによって、インプットの質が劇的に変わるよな。

「よく言われることやん」って思う方もいるでしょう。そう、確かによく言われることなんですけど、この種の「当たり前」って当たり前なだけに意外と実際に経験してないことが多いので自戒を込めて書いてみた次第。

 

今日はそんな感じです。